所沢市議会議員 末吉みほこ

2017年 12月 3日 (日)

指定管理者に思うこと(3)

by 末吉美帆子

 指定管理者選定の基本は「公募」です。
但し客観的に見て事業者を変えない方が良いと判断する時競争相手を公募しない、いわゆる「非公募」となります。
 11月の議会報告会で「障害者就労支援施設は非公募。同様に放課後児童クラブも非公募にすべきだった」という意見を複数受けました。
 市内の養護老人ホームや障害者就労支援施設など事業者を代えず非公募としている施設はあります。実際に、市も議員も利用者から要望を頂いています。しかし、非公募としているのは「要望があったから」でなく、最も保護を必要とし特性や個性を理解した支援者が必要だから、と市が判断したことによると私は考えます。
 事業者が代わらないからトラブルが起こらない、ということはあり得ません。だからこそ、非公募であっても選定委員会は公募と変わらない審査しますし、モニタリングも行います。
 息子が県立養護学校(特別支援学校)高等部に入学した時、送迎バス事業者が代わり「問題なく運行します!」と非常に気を遣いながら丁寧に説明していました。息子は電車通学だったのでバスは使わなかったのですが、事業者が代わることもあるのだと思いました。障害者や要援護者対象が全て聖域というわけでもないのです。
 放課後児童クラブは、現在NPOや幼稚園、保育園や株式会社が受託しています。地域性や団体の特長もあり「現在の受託事業者がベスト」で競争原理が働かなくても良いとは思えません。
 しかし、職員が安定して働けること、安心して新しい取組みを起こせる為には短期間で事業者が代わることがないことも必要だと思います。
 


2017年 12月 2日 (土)

指定管理者制度に思うこと(2)

by 末吉美帆子

 指定管理者選定に関しては、競争原理が働く自由競争の「公募」が基本です。
 9月定例会で可決された2件の市営駐車場のうち寿町駐車場は「非公募」でした。また中央公民館地下駐車場も、現在の受託事業者のみ応募でそれぞれ競争相手がいない選考になりました。結果的に受託が決まっているのでやる気ないのでは?と思われがちな選考過程ですが、評価することで改善課題や解決策が見えてきます。
 寿町では危機管理マニュアルを文書化すること、中央公民館地下は利用者が使いづらい点を市と事業者が共同して改善する具体策が見えてきました。透明性を持った選考過程が重要ですし、受託する市に突きつけられる課題もあるかもしれません。
たとえ受託事業者が代わらなくても改善改革するチャンスと言え、指定管理者制度に不可欠です。
 


2017年 12月 1日 (金)

指定管理者制度に思うこと(1)

by 末吉美帆子

 指定管理者制度は、2003年、地方自治法改正により公共施設の民間委託に関して導入された制度です。指定は議会の議決を経るため、議員になってから私も多くの施設の指定管理者選定を審議してきました。
 制度は功罪両面もっています。その点を具体例で少しずつ書いていきたいと思います。

どうしても忘れられない議決が、私にはあります。ある公共施設の指定管理者に、今運営している公的外郭団体と、協同組合を母体としたNPOの2者が応募しました。何十ページもある選考委員会の議事録を読み込みましたが、新しい応募団体の福祉的取組み、展示やイベント案など魅力あるものでした。しかし結果は公的外郭団体の勝利。ある評価項目が異常に低く、この点差で決まったのです。理由を追及すると「この団体は○○市施設でトラブルを起こしたのです」と説明。どんな理由かはわからないので、業を煮やして○○市に直接聞いてみると「いや、単なる行き違いがあっただけです。全く問題ないです。今も委託は続いてますし良くやってくれています!」同じ市役所に同じ問い合わせをしているはずなのになぜ?
 ありもしなかったトラブルの噂で最低点をつけてまで何故、公的外郭団体を選んだのか?
 公的外郭団体は市OBも多い。受託する仕事を減らしたら困るだろうと「忖度」したとしか思えなかった。どうしても賛成することはできなかった。他の議員は「なにを反対してるの?」という反応だったが、否決することを認めてくれた同会派の議員には感謝しています。
今でも間違っていたとは思っていません。決して忘れない指定管理者選定です。
現在は、外部選定委員(専門的知見含む)も増え、当時よりずっと選定体制の透明性が高まったと評価しています。揚げ足取りやいちゃもんでなく、本当にベストな事業者を選ぶ、それが選定委員会であり、議会です。


2015年 12月 8日 (火)

一般質問通告 12/11

by 末吉美帆子

一般質問通告しました。12/11(金)11時頃からです。
 
◆図書館『本のない図書館』の取組み
 (1)小手指市民ギャラリーに図書館カウンターを
 (2)関係機関との検索連携(男女共同参画センター  等)
◆市税収納率向上
 個人住民税納税率89,2%
県内一位桶川市96,2%(H25年度)
 どこが違うのか?
◆墓地計画
 狭山丘陵 墓地計画のその後 
 公有地化の可能性について
◆住民幸福度調査
 愛知県長久手市の市民参加の幸福度調査
 幸福はしあわせな町、地域から
◆選挙
 公職選挙法と情報管理について
◆朝ドラ「あさが来た」原案者
 市内在住 古川智映子さんの著作紹介を


2015年 9月 9日 (水)

一般質問通告

by 末吉美帆子

末吉美帆子の一般質問通告
◆障害者福祉
・手話普及の充実(北海道新得町の手話条例)
・音声変換器の導入は?
・あいサポーターの取組み(障害を理解し支え寄り 添う人材の育成)
◆債権管理条例(滞納から生活困窮者、多重債務者 の包括的な生活再建)
◆認知症初期集中支援チーム整備と認知症サポー ト医 とは?
◆教育
・小中学校の音楽教諭について
・全国学力テストの公開について
・子どもの貧困実態調査について

9月10日(木)3時〜の予定です。
是非傍聴にいらして下さい。
インターネット、スマートフォンの生中継、一週間後からの録画中継もご覧になれます。
よろしくお願いします。


2014年 8月 11日 (月)

広域議会にも改革を

by 末吉美帆子

 8月6日、埼玉西部消防組合議会の第2回定例会が行われました。
 2013年4月に5市消防が合併し、初の決算認定になります。今回、歳入から歳出を除いた余剰は、各構成市へ戻し入れます。今後、総合計画や車両整備計画、定員適正化計画を策定していく大切な時期です。全て返還でなく基金を積む必要性はないのかを含め、議案質疑しました。
 
 また、一般質問では
・人事異動の考え方、女性幹部登用
・大規模災害時の受援体制、指揮系統
について質疑しました。
 7月には組合議員で仙台市、東松島市、航空自衛隊松島基地を視察しており、認識を共有できたことが大変ありがたく、大規模災害時の質疑につながりました。

 今回、他市の議員を含め、消防本部で行う定例会に初めて多くの傍聴者が来てくれました。
また、7月の視察報告書が既に配布されたので、議長にホームページにアップして下さるようお願いしました。
 いま、職員はもとより議員も新しく誕生したこの組合を良いものにしようという心は同じと感じます。山梨学院大の江藤俊昭教授は「広域議会も議会改革を」とおっしゃいます。頑張ります。


2013年 12月 27日 (金)

CO2を減らそう

by 末吉美帆子

12/11にも書きましたが、所沢市の古着リサイクルは
拠点・集団資源回収で340トン。
 焼却ゴミ55000トンのうち(組成分析で9、1%の)古着は5000トンと予測できます。
この5000トンを燃やさなかったら?
環境省が公表している「3R原単位算出表」の
古着の回収・リユース単位7.52Kg-CO2(古着1KgあたりのCO2削減量)で算定すると
37600トン削減できます!
・集積所からの収集運搬削減
・再使用で新たに衣類製造しない削減
などが含まれ、単純に
・古着が焼却されないことによるCO2削減量は
4120トンです!
でもすごいですよね。
古着を再利用またはウエス原料にリサイクルし、CO2も削減できる繊維リサイクルを積極的に進めたいと改めて思います。
*環境クリーン部に計算をお願いしました。ありがとうございます。


2013年 12月 25日 (水)

手話は言語です

by 末吉美帆子

 12/24埼玉会館で行われた手話言語条例シンポジウムに参加しました。
 手話言語条例を制定した鳥取県 平井伸治知事は学生時代アジアの障害者ボランティアをした時、英語が通じず手話が通じたことで、手話がもつ可能性を感じたそうです。そして10年ビジョンに聴覚障害者の意見を反映し、「手話は言語」と明記、全国初の条例につながっていきました。
 先日、議会報告会の後、手話通訳士さんと帰り道が一緒になり、病気の診断・告知、葬儀や相続、学校の進路面談など人生の深刻な場面で、正確で繊細な通訳が求められることを知りました。そしてそれこそが、いままで聞こえない、わからない状態で差別されてきた聴覚障害者が普通に生活するための必須なものだということもわかりました。
 長い差別の歴史の中で、手話自体が禁止されてきました。
だけど高齢者になれば多くの人が耳が遠くなる現在、手話をみんなが話せたら楽しくなるかもしれません。
 手話は言語だと障害者基本法で明記されました。もっと理解と普及が進むよう頑張っていきます。


2013年 12月 24日 (火)

子宮頸がんワクチン被害者は

by 末吉美帆子

 20日、子宮頸がんワクチン接種後に身体不調を起こした娘さんのお母さんお二人とお話することができました。
 さいたま市の高校生のお嬢さん。3回の接種後、身体中の痛み、気持ち悪さ、めまいなど不調が続いています。
頑張って登校していましたが通信制高校に転学しました。
 草加市のお嬢さんは、全身の激しい痛み。現在はリューマチ薬が効いていますが服薬、注射など身体的な治療の負担は大変です。
 お二人とも「なぜ原因不明でこんなに苦しむのだろう」と悩んでいる時に、全国被害者連絡会のテレビや新聞報道を見て初めて同じ症状だと気づいたそうです。
 だからまだ理由もわからず悩み、不定愁訴や精神疾患だと決めつけられ苦しんでいる方もまだまだいるはずだと。
 いま、神奈川県や北海道で被害者が声をあげはじめています。そしてやっぱり埼玉県にも被害者がいた。
 まだ他市にもいらっしゃると伺いました。
私たちに出来ることは、正確な調査を行うこと。苦しむ皆さんに少しでも早く健康を取り戻すべく治療法の確立を急ぐこと。そしてこれ以上被害拡大しないため情報発信することです。
 楽しいはずの青春の日々を痛みに耐えてる娘さんがいることはたまりません。頑張って少しでも良い方向に転換しましょう。


2013年 12月 16日 (月)

化学物質過敏症への配慮を

by 末吉美帆子

 香料や整髪料の匂いで体調が悪くなる化学物質過敏症について6月に一般質問しました。市はホームページに案内を載せ県ともリンクを張ってくれました。
 しかしこの間、国民生活センターや厚労省に寄せられる苦情や危害情報が増えており、センターは消費者には「自分には快適でも他人には不快かもと認識しよう」と呼びかけ、販売者である業界や輸入業者に「周囲への影響について配慮を促す取り組み」を要望しました。
 特に香料入り柔軟仕上げ剤の売り上げが2008年の24、8万トン→2012年26万トン、618億円→715億円に伸びています。香り効果を増すため使い過ぎるなど指摘されています。 
 埼玉県は彩の国くらしレポートに記事を掲載、市の消費者センターや地域包括センター、民生委員にも配布し注意喚起したいと話しています。
 今回12月の再度の一般質問に当たり、市も、広報ところざわの健康欄に掲載を検討すると答弁してくれました。良かったです!
新聞の投書欄で「若い女性がカーディガンを洗わず、臭ってきたら消臭剤をかけると聞いた。洗濯しましょうよ!?」とありました。匂いでごまかさず、本当の清潔を考えられたらいいですね。
そして、少しだけ周囲を見回し配慮しあえたらいいですね。


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