2013年 12月 11日 (水)
繊維リサイクル100%を目指して
by 末吉美帆子
10月に加須市にあるキムラ繊維(株)を視察しました。
所沢市で回収した古着・古布のリサイクルを受けている会社です。現在日本ではアルミ缶は90%古紙は60%のリサイクル率ですが、衣類は10%にしかすぎません。
各自治体から搬入されてくる古着はすべて選別され、再使用可能は国内古着店舗、多くは海外に送られます。
良質な日本の衣料は東南アジアで需要があります。
再使用不可能な古着・古布は、ウエス・フェルト材料に加工され、ともかくすべてがリサイクルできることに感心しました。
所沢市は拠点回収、集団資源回収で340トン集めています。しかし古着の多くは燃やせるごみにまだまだ混ざっているのが現実です。
サンプリングでごみの組成分析をしたところ
燃やせるごみの9、1%でした。所沢市の焼却ごみは55000トンですから5000トンの古着が燃やされていることぬなりめす。これはあまりにもったいない!
今後、集積所回収などもっと回収方法の充実を図り、焼却ごみを減らし繊維リサイクル100%を目指してほしいと思います。
さいわい今日の一般質問では「H32年度までに焼却処理率を総ごみ量の70%という目標値にしたい。集積所回収も早期に実現したい」と答弁を得ました。
私たち市民も、衣料を大切に、そして処分するときもリユース・リサイクルに協力していかなければ!
頑張りましょう!
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